今日は、大矢さんのお宅をコツブガヤの実を撮影する目的で再訪したのですが、あいにくその実はなく、代わりに長瀬の自然・郷土を探る貴重な資料を見せていただくことが出来ました。コツブガヤの実は、来年の9月お彼岸の頃、再度お伺いして、撮影をさせて頂くことにして、今回は、見せて頂いた資料をご紹介します。 2003.12.28
昭和33年に暴風雨で倒壊する前のコツブガヤの木。それまでは、県の天然記念物に指定されていた。
 <4種類のカヤの実> 
資料左下のコーナーの左から長瀬の不動寺のカヤの実や、ヒダリマキガヤの実は実物が貼られ、コツブガヤ、渋なしガヤはスケッチで紹介されている。写真をクリックして、拡大画像をご覧ください。
下の絵の左がヒダリマキガヤ、右が普通のカヤ。

<追記>
 子どもたちは総合や生活科で毎年、ヒダリマキガヤの実を拾ってきては、クッキー等にして食べさせて頂いています。そこで今年は、学校に種をまき、育てることが出来れば、やがて天然記念物のある学校として、人が訪れるのではないかと思うのですが・・・!ある人によると、普通のカヤの実なら、硬い外のからを割って蒔いたら育ったそうです。天然記念物となると、やはり難しいかしら・・?
 でも、今年のお彼岸の頃まで、このアイディアを覚えていたら、是非、子どもたちに提案し、全部食べちゃわないで、実験してみよう!(2004年お正月の正夢かな?!
 それと、ある人から、「各家々の山の神様が、市内では長瀬に一番多く現存しているよ。かつて多くの他の地域の山の神様は、各地の神社に合祀(ごうし:一箇所に集めてお祭りすること。)されたのだが、なぜかこの地では、今もいくつかの組毎に山の神様を守り続けている。」と教えられました。毎年1月7日早朝、長瀬では各戸ごとに供物を持ってお参りされています。その詳細や、なぜ長瀬に多く残ったのか、等の疑問について、市の資料室から、郷土研究資料を拝借して調べてみようと思っています。(これは、夢ではなく、今年の研究課題の一つにしたいなぁ。2004年1月6日)
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長瀬のコツブガヤ・ヒダリマキガヤや郷土の資料