2003年度長瀬小学校校内研修会「人権・同和教育実践事例紹介」 | 2003.12.13 |
12月9日と、11日に実施の校内研究授業の様子をお知らせします。 9日(火)2時間目は、6年生の部落問題学習「人の世に熱あれ 人間に光あれ」で、本年度新しく購入した奈良県人権教育研究会編「なかま」(2002年4月1日改訂版)の高学年用(P.75〜82)を活用して、 @西光万吉の生き方を知り、差別に負けずに立ち上がり、なかまと支えあって、差別のない社会を作っていくことの大切さに気づき、 A自分たちの学級のなかま関係を見直す ことを目標として学習しました。 最後に、「水平社宣言」(小学生向け口語訳)を読み、「人間を尊敬することによって」差別解消を願った水平社運動の力強いアピールに共感することが出来ました。 |
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11日(木)2時間目は、4・5年生が、参加型人権学習「部屋の四すみ」のゲームで、「女の仕事、男の仕事」(同「なかま」中学年用P.76)に取り組みました。 学級の実態や、家庭・地域性などの実態から、 @セルフエスティーム(自尊感情)を育て、 A自分の考えとは違う意見を受け入れることが出来るように、 B「女の仕事、男の仕事」という既成概念を崩し、性別を問わず、様々な仕事をしていることに気づく ことをねらいにして学習をしました。 「納豆は好き」「お母さんは優しい」の練習の後、「料理は女の仕事」「保育士は女の仕事」「タクシーの運転手は男の仕事」「自分のことが好き」などの質問を用意していましたが、はじめの料理と保育士の二問で盛り上がり、活発な討議を繰り広げることが出来ました。とりわけ、幼児期に、他所の保育所かどこかで男性保育士さんに出会った経験を発表した児童の発言は、印象的でした。 来年1月25日(日)の保護者参観日にも、人権・同和教育の公開授業を予定しています。同日、「はっぴーまーる」さんの人権劇公演と懇談会なども企画していますので、保護者・地域の方々をはじめ、小規模特認校学校見学をご希望の方々も、ふるってご参加ください。 |
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写真は、「部屋の四す み」のゲームの様子。 |
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