竹のいかだ作り


 本年度は、総合的な学習の時間に「長瀬の自然となかよくなろう」というテーマのもと、体験学習を中心にした授業をしています。子どもたちが話し合った結果、竹、川、植物などのキーワードが出され、1学期を中心にして、竹のいかだ作り、そして最終的に竹の家(バンブーハウス)を作る計画になりました。また、“そば”を育てて、そば打ち、そばの試食をしてその収穫を祝うことも考えています。川では、カヌー体験をし、作った竹のいかだに乗ることも計画しています。

 〔竹の家(バンブーハウス)の作り方調べ〕

 子どもたちは、インターネットや本で、バンブーハウスについていろいろと資料をさがしました。しかし、なかなかいい資料が見つかりませんでした。
 そこで、校長先生のアドバイスももらい、まず竹のいかだを作ることにしました。竹のいかだを作れると竹の家の床の部分にしたり、壁面に使ったりできるからです。
 まず、竹を縄でしばる方法を調べていきました。いくつか竹の縛り方(縄の結び方)をインターネットで調べました。
 その資料をもとに自分たちで、竹のいかだ作りに挑戦することになりました。

〔竹の切り出しと長さそろえ〕

6月5日(月)に河川敷の竹を校長先生に指導していただき、取ってきました。竹を自分たちで切り、枝をはらい、担いで学校まで運んできました。子どもにとっては、かなりヘビーな活動でした。

〔竹のいかだ作り開始〕

 切ってきた竹を材料にして、まずいかだ作りにチャレンジしました。インターネットで竹のしばり方を調べ、自分たちで試行錯誤しましたが、うまくいきませんでした。

切ってきた竹の長さをそろえるために、チョークで印をつけて、担任が同じ長さにカットしました。
インターネットで調べた縄の結び方をプリントを見ながら、試しました。
3グループに分かれての試行錯誤が続きました。

「なかなか難しいな〜!どの結び方がいいのかな〜?」
いろいろと試してみましたが、うまく竹を縛ることができません。

「困ったな〜。どうする?」

「一度だれかに聞いてみようよ!」

ゲストテイチャーを招いてのいかだ作り

 子どもたちのヘルプの声をもとに、子どものおじいさんと昨年度の卒業生のおじいさんに来て頂き、竹を縄で縛る方法を教えていただきました。さすがは、お二人。子どもに指導していただき、1時間ほどで見事、“竹のいかだ”が出来上がりました。感謝、感謝

竹をそろえて並べていきました。
横の長さを測り、横にのせる竹を切っていきました。
お二人のゲストティチャーに教えていただき、竹の縛り方に挑戦しました。
初めは、なかなか上手く縛れませんでしたが、だんだん上手に縛るようになってきました。
横の竹の縛り方は、また別の縛り方なので、お二人が分かりやすく丁寧に教えてくれました。
いよいよ後少しで完成です。さすがに、地域の方の培ってきた知恵を伝授していただいたので、短い時間で”竹のいかだ”が完成しました。

「やったね!!」

 ☆この作業の模様は、名張ケーブルテレビ(アドバンスコープ)で、6月22日〜「名張  ・青山ニュース」で放映してもらっています。


 次は、いよいよバンブーハウスに挑戦します!

     (竹の家造りへ)