桔梗が丘南小学校

　２学期最後の日はびっくり仰天の雪景色でした。学校に着くなり、運動場に行って雪と戯れる子どもたちでした。
　終業式は、体育館に全校児童が集まりました。窓を開け、換気を行い、間隔をあけて式を行いました。今年度初めて全校児童が集まっての式でした。
　終業式後は各教室に戻り、２学期の振り返りを行いました。帰りは「さようなら」だけでなく、「よいお年を！」と声をかけてくれる子もいました。

　１１月にお世話になった「防災コーディネーター」さんに、お礼のメッセージを４年生が手渡しました。桔梗南の防災学習について教えていただいたことがたくさんありました。
　お礼のお手紙を渡した後、掲示板に掲示した校区の防災マップを一緒に見ました。４年生のみんなは、今後、学んだことを３年生に伝えます。防災マップもこれからもっとたくさんの事柄が入ってくるでしょう。
　地域のことを教えていただき、ありがとうございました。

　皇學館大学の小川真由子先生に来校していただき、６年生のいのちの学習を行いました。妊婦体験ウエアを試着したり、赤ちゃん人形を抱っこしたり、体験も含めながら小川先生と学習を深めました。
　いのちについての学習はもちろん、ストレス解消法や思春期についても学びました。この内容は、６年生ならではの内容です。赤ちゃん人形を抱っこするときには、みんな優しい表情になります。
　これからこの先、自分についての悩みを感じることが起こったとしても、今日学んだいのちの尊さについて、立ち戻ることができるよう、今日の学習はきっと役に立つと思います。

　人権学習授業参観の後、低学年・高学年に分かれて、お話を聞きました。お話をしていただいたのは、切磋亭琢磨（せっさていたくま）さん。落語を織り交ぜた講演会の活動をされている方です。
　体育館の舞台上に落語の高座が作られ、そこに切磋亭琢磨さんが登場です。
　落語「じゅげむ」からお話は始まります。琢磨さんは一人しかいないのに、何人もの登場人物が出てきます。想像力が掻き立てられます。笑いも起こり、落語は終わり。「名前やあだ名」のお話に移っていき、琢磨さんが小学校の教員だった時のお話に変わっていきます。お話の世界に引き込まれた子どもたちでした。
　講演の中で語られた「いのちの大切さ」や「自分のことを大切にすること」など、子どもたちはそれぞれの感想を持ち、これからの生活に取り入れていく気持ちを持つことができました。

　12月10日の世界人権デーを最終日とする一週間は人権週間です。この期間に毎年人権学習の授業参観を行っています。この日の２時間目は全学級で人権学習をしました。教室には人権の絵・ポスターを掲示し、日ごろの人権学習の様子を観ていただきました。
　友達の発表に対して自分の思いを伝える活動や、人権学習のまとめとしてこれからの自分の行動を宣言する活動などを行いました。緊張した面持ちで自分の意見を言う子どもの姿がありました。

　1年生が昔のあそびにチャレンジ。11/28には竹馬、竹とんぼ、コマ回しをしました。12/7にはおはじき、あやとり、お手玉、けん玉をしました。自分たちだけではどうやって遊んだらいいのかわからないので、地域の方に「あそびマスター」として来校していただき、教えていただきました。
　はじめはうまくできませんでしたが、「うまいよ。やったー、できたね。」「大丈夫、もう一回やってみよ。」など「あそびマスター」のみなさんから声をかけていただきながら、何度もチャレンジしながら、あっという間に時間が過ぎていきました。
　「うまくなりたい」という気持ちが1年生全員から伝わってきました。あそびを追及している姿がまぶしいみんなでした。地域の「あそびマスター」のみなさん、ありがとうございました。

　6年生の子がタブレット端末に向かって話しかけています。画面の向こう側には、桔梗が丘中学校３年３組のみなさんが写っています。
　今日は、６年生が桔梗中３年生の先輩方に中学校生活についての説明をしていただきました。遠隔での交流会、zoomを使って行いました。一通り説明を受けた後、フリータイムとなりました。
　「学校までどれぐらいの時間がかかりますか」「宿題は多いですか」「どんな自転車が（通学に）いいですか」などなど、画面に向かって話しかけます。画面の向こうからは一つ一つの質問に対して、ていねいに、かつユーモアを交えた答えが返ってきました。答えの一つ一つにどっと笑いと拍手が起こりました。
　「中学校生活が楽しみだ」「不安なことに答えてもらってうれしかった」などの感想が挙がりました。心が通じ合った時間だったと思います。

　今日は３年生のみんなが「いのちの学習」を受けました。妊婦体験ウエアを着用した子、靴下を履くのに挑戦しました。「おなかがつっかえて、靴下がうまくはけない！」と苦労をしていました。生まれてすぐの赤ちゃん人形を抱っこする手はおそるおそる。でも、抱っこしたらほっとした表情で、「よしよし」とあやしていました。
　赤ちゃんが初めて感じるのは「触られている」という感覚だと教えていただき、「おなかを優しくなでてあげるといいんやなぁ…」とつぶやいている子がいました。自分のルーツと再び出会うこの学習で気づくことがたくさんあるようです。

　来年度入学予定児童と保護者の方への入学説明会を行いました。同時に就学時健康診断を行いました。健康診断は視力、聴力、内科の検査でした。
　４月までの間に小学校入学の準備を進めてもらえるように、説明をしました。昨年度に引き続き大人と子どもでお話を聞いていただきました。
　健康診断は体育館や保健室、放送室で行いましたので、ちょこっと校舎内をめぐってもらうことができました。