さくら教室は、市内の学校に在籍する児童・生徒のうち、主に心理的・情緒的理由により登校できない状態 にある児童・生徒の、学校生活への復帰や社会的自立を支援するための教室です。ゆっくりと安心できる 居場所を保障すると共に、一人ひとりのニーズに応じた支援を行っています。 |
10月5日(火) 運動の秋を迎えました。と言ってもまだまだ暑い日が続いていますが・・・本日はボッチャ大会を開催しました。センターに寄贈していただいたボッチャセットを使用し、寺嶋主任教育専門員を講師として中庭のテニスコートで実施しました。試合用コートを使い、パラリンピックさながらの熱戦が繰り広げられました。講師からルールややり方のレクチャーを受けた後、3チームに分かれて試合をしていきました。白いターゲットのボールに自分のチームの投げたボールをより近づけられたチームが勝利します。老若男女だれもが 参加できる競技なので、大人も子どももターゲットめがけてボールを投げながら楽しんでいました。また、保護者の方も3名参加してくださり、親子同じチームで協力しながら楽しい時を過ごしていました。11月には今年もさくら運動会を予定しています。快適な気候の下で、気持ちよく運動する機会をこれからも作っていけたらと考えています。 |
さくら教室は9月8日から2学期の開室となりました。夏季休業中に本来なら卒業生との交流会を開催し、卒業生との交流を深めるはずでしたが、新型コロナウイルス感染拡大のため、県下に非常事態宣言が発令されたのを受けて、残念ながら開催することができませんでした。9月現在も宣言は発令中ですが、感染予防対策をしっかりとりながら、子どもたちにとって必要不可欠な体験学習を計画していきたいと思います。 9月30日(木) 2学期最初の活動として、粘土で「シーサー作り」に挑戦しました。センター吉住教育専門員を講師として、実施しました。説明を聞いた後さっそく粘土をこねるところから。なかなか力のいる作業で、中には「もう無理」と弱音をはく子どもも。でも支援員に手を借りながらもちょうどよい堅さまで粘土をこねることができました。その後は思い思いのシーサーを1人ひとりが作っていきました。本物そっくりな顔を作る子や、中には1つ目のシーサーを作る子も。集中力はすばらしく、時間いっぱいまで試行錯誤を繰り返しながら、自分だけのシーサーを作っていきました。参加した子どもは7名。完成した自分の作品を見て、全員が満足げな笑顔を見せてくれました。 |
7月13日(火) 本日は1学期さくら教室の最終日です。大掃除の後、お楽しみ会を開きました。今回は「各自のPRタイム」と称して、子ども一人ひとりがみんなの前で自分の好きなことを表現するという自己表現活動をしました。当日は5名が参加しましたが、「太鼓の達人」の名人芸披露、自分の好きなアニメのキャラクター紹介、紙を使ったもの作りでみんなで作品作りの講師役、自分で用意した鯛を自ら包丁で捌いた上で調理、自分の好きなゲームのキャラクターの紹介といったラインナップ。いずれも各自がしっかり準備し、みんなに楽しんでもらおうと一生懸命取り組んでいました。人前で発表することはとても勇気のいることですが、みんな堂々としていて頼もしさを感じました。昼食後おやつもぐもぐタイムも設定。最後ならではの楽しいひとときを過ごしていました。子どもたちの多くのすてきな場面に出会えた1学期でした。 |
7月2日(金) 今日は待ちに待ったオリエンテーリング大会当日です。天候の関係で1週間延期したのです。当日に向けてこれまで子どもたちは、チェックポイントのポイント作りから、各場所にあるクイズの作成、チェックポイントに至るヒント用紙の作成など各自が趣向を凝らしたものを準備してきました。当日は3チームに分かれて競技スタートです。ヒント用紙をたよりに百合が丘内にあるチェックポイントをまわり、各クイズに答え、指定された時間により近くゴールできるかで勝敗を争いました。どのチームもお互いに協力しながら、各ポイントに到着しクイズの正解を導きだすため知恵を出し合っていました。3チームが全てのポイントをまわってゴールしてから数分後、雷とともに豪雨が・・・「日頃のみんなの行いがいいからだね。」と無事終了したことを喜びました。昼食後成績発表。3チームとも時間の得点は満点で、クイズの正答率で勝敗が決まりました。蒸し暑い中の外での活動でしたが、みんなの表情はやりきった感ですがすがしい笑顔があふれていました。 |
7月7日は七夕です。昨年度に引き続き、センター玄関に笹飾りを飾ろうと6月中旬から準備を始めました。タブレットで「七夕飾り作りの動画」を見ながら、くす玉を折り紙で作りました。集中力のいる作業でしたが、みんなで頑張ったので色鮮やかなくす玉がたくさんできました。後日、指導員が家からとってきた竹に装飾品を飾り、また一人ひとりが短冊に書いた願い事も一緒につけました。センターを訪れた人も自由に願い事をつけられるよう短冊も用意しました。「世界中のみんなが心から笑える社会になりますように」など、思い思いの願い事が飾られていました。 |
梅雨の中休みをねらって、久しぶりに畑さんたちに借りている畑に行き、草引きを行いました。さつまいももしっかり根付き、すくすく育っています。秋の収穫が待ち遠しいです。草引きをしていると畑さんもちょうど畑作業に来てくれ、なんとじゃがいも掘りを体験させてもらうことに。土の中から大きく育ったじゃがいもが出てきて子どもたちも大興奮!掘ったじゃがいももお土産にもらって帰りました。さくら農園の方もすくすく成長しており、もうすぐ収穫ができそうです! |
6月10日(木) 本日は教育センターの職員(吉住)を講師として、「おもしろ科学実験」と称して、3つの理科の実験に挑戦しました。実験器具も講師が準備した材料を元にして手作りで各自が作っていきました。器具を作る際にも子どもたち各自のこだわりがあり、自分の思うようになるまで丁寧に制作していました。器具が完成し、いざ実験。目の前で起こる現象に「わあ、すごい。」と目を輝かせていました。「ふりこの手品に挑戦!」では、真剣なまなざしでふりこに向かう子どもたちの様子が印象的でした。楽しい実験ばかりであっという間に終わり、「またしたい。」と言う声がすぐ起こっていました。 |
5月27日(木) 本日は、教育センターの職員(寺嶋)を講師とし、新体力テストを実施しました。あいにくの雨だったので、大研修室で実施できる「テスト項目」のみをこの日は実施しました。握力、上体起こし、長座体前屈、反復横跳び、立ち幅跳びのテストに挑戦。みんなで「頑張れ。」と声をかけ合いながら自分の今の限界を突破しようと全力で取り組みました。上体起こしで30回達成した生徒の姿もあり、1つの競技が終わるごとに「○○さんすごいね。」「頑張ったよな。」と声をかけていました。 後日、天気のいい日にホッケー会場を借りて残りの「テスト項目」にも挑戦。最後のシャトルランは暑い中でしたが、みんな一生懸命取り組みました。どの「テスト項目」にも前向きに全力に取り組む姿が印象的でした。 |
先日の野菜植えの続きとして、さつまいもの苗を植えました。例年にない早い梅雨入りで、雨が続いていましたが、小雨の降る中短時間でみんなで協力してさつまいもの苗を植えていきました。 また、別の日には畑に立てる野菜の看板作りもしました。教育センター職員(吉住)が作ってくださった看板に紙やすりをかけ、白色に塗りました。数日後、今度は野菜の名前や絵を描く作業をしました。絵を描く際には、タブレットで野菜の花の絵を探すなどしながら、思い思いの看板を作っていました。数日後畑に立てて終了。とてもすてきな畑になりました。 |
5月6日(木) G.W明けの日、今年度の畑作業を始めました。今年度は市民センターの近くで野菜を育てている畑和伸さんにも手伝っていただき、さくら農園に野菜の苗を植えていきました。当日は、畑さんの他にも3名の方が来てくださり、早くから土興しをしてくださいました。子どもたちは畝作り、苗植え、水やりをしました。 畝の作り方や追肥の時期など丁寧に教えていただきました。植えた苗はなす、きゅうり、ミニトマト、かぼちゃです。更に畑さんたちが作っている畑に移動し、畑の1列をさくら教室に貸してくださり、そちらに落花生を植えました。そして、最後に今育てているタマネギを1本ずつ収穫する体験までさせていただきました。収穫したタマネギはお土産としてもらって帰りました。畑さんたちのご協力によりスムーズに作業が進んでいきました。これからの世話を子どもたちと一緒に頑張っていき、立派な野菜が収穫できることを楽しみに待ちたいと思います。 |
新しい年度となり、さくら教室も4月13日から開室しました。今年度も様々な体験活動を中心にさくら教室の様子を伝えていきます。 4月27日(火) 本年度最初の体験活動はいちご狩り。教育センターから1キロほど離れたところにある栢本農園をめざし、遠足の開始です。春の景色を楽しみながら、農園めざして歩きました。出発から20分ほどで目的地に到着。さっそくいちご狩りに挑戦しました。「いちご20粒で誰が1番300グラムに近いか競争!」ということで皆真剣にいちご狩りを行いました。中にはついつい大きいいちごばかりに目がいき、計測すると400グラムを超えてしまう大人も!とったいちごはお土産として各家庭に持って帰りました。その後、栢本農園が経営するぶどう園の方に歩いて移動しました。天気のいい日だったので、この移動が結構大変でしたが、ぶどう園について高い丘から景色を眺めながらの昼食は最高でした。屋外での昼食やおしゃべりはとても楽しく気持ちのいいものでした。しばしの休息の後、教育センター目指して帰路につきました。仲間とわいわい話しながら歩いたので帰りは思っていたより早く帰ってくることができました。充実した遠足でした。 |