青蓮寺ダムができて

百々川は、折戸川と合流し、青蓮寺ダム湖に流れ込みます。ダムができたことで、魚の種類は、どう変わったのか調べてみたいと思いました。アンケートでは出てきませんでしたが、青蓮寺ダム湖では、ブラックバスやブルーギルなどの外国からきた魚がいます。
それに、海で卵を産む、アユやウナギは、今も百々川にいるのでしょうか。

アユの一生

アユは、秋、海で卵を産みます。海でふ化した稚アユは、川にもどります。それから7〜8cmぐらいまでは、動物性の食べ物を食べますが、大きくなると、水ごけなどを食べて成長します。成長したアユは、秋になると川を下り、海で卵を産みます。.滋賀県の琵琶湖は、海ではありませんがアユが卵を産むそうです。

百々川へは、アユは放流していないが、いるようです。それは、曽爾川に放流したアユが青蓮寺湖を通って上ってくるのではなく、青蓮寺ダム湖で卵を産んでいるのではというお話でした。
だから、百々川のアユは小さいとも言っていました。

おじさんの話

ウナギの一生

ぼくのお父さんの話では、お父さんが子供のときには、ぼくの家の前の田んぼでウナギが捕れたそうです。けっこう高い「月の瀬滝」をウナギは上っていったようです。

折戸川にある「月の瀬滝」

ダムあるから?百々川の下流には、青蓮寺ダム高山ダムがあるからウナギの子どもが上がってこれないのです。
<なぜウナギは百々川にいないのか?>
ウナギは、卵をうむときに一旦海へ戻ります。でもいまだに産卵場所や、卵は未だに見つけられていません。

青蓮寺ダム

ダムと百々川

○水害をふせぐ
○飲み水・農業用水の確保
○発電

の3つがあるそうです。
青蓮寺ダムは、1959年に名張に大きな被害をあたえた「伊勢湾台風」のような被害から町を守るために建設されたそうです。
同じ目的で、比奈知に比奈知ダムも造られました。

ダムの目的

まとめ

青蓮寺ダムと比奈知ダムができて自分の気づかない所で小さな生物が消えていっているかも知らない。国津地域では、少なくてもウナギはいなくなりました。ウナギ以外にも、自分達には、調べられなかったけど、ほかにも生き物が少なくなっていると感じました。でも、ダムは自分達の生活の役にたっていることもわかりました。
自然を守ることと、自分の生活を豊かにする事を上手に合せていくことを考えたいです。

比奈知ダム