2年生は『スイミー』(レオ・レオニ作,谷川俊太郎訳)を朗読しました。
スイミーが見つけた海の中のすばらしいものを、なんとかみんなに伝えたいと考え、OHPのシートに絵を描くことにしました。3年生にも手伝ってもらいました。
にじ色の ゼリーのような くらげ。 水中ブルドーザーみたいな いせえび。
見たこともない魚たち。見えない糸で ひっぱられている。
ドロップみたいな岩から生えている、 うなぎ。
こんぶやわかめの林。 顔を見るころには、、しっぽをわすれて
いるほど 長い。
そして、風にゆれるもも色の やしの木みたいな いそぎんちゃく。
ここまで描けば、当然「大きな魚を追い出したところも描きたい。」という声が。どうやって大きな魚みたいに泳げるようになっていく様子を表そうか、いろいろ考えました。うんと考えました。その結果、ひとり1枚ずつシートをかいて、順番に重ねていくことにしました。(結果だけですけど・・・)
本番では、3年生が上手に操作をしてくれました。スイミーが泳ぎながら見ているように、自然に動かしていました。2年生の言葉に合わせて、うまく間を取っていました。
朗読のほうは、ちょっとあせって早口になってしまったところもありましたが、一生懸命できたと思います。
3年生は、金子みすずさんの詩集から、好きな詩を選んで朗読しました。選んだ理由はさまざまで「こんなふうに思ったこと、なかった。」「自分の気持ちに少し似てる。」「視線の動き(?)が見えるよう。」などなど。