6年生3名が、卒業制作を「はぐくみ工房あららぎ」で行いました。
3名の指導員さんに教えてもらいながら、駐車場におくベンチ2脚を制作しました。あららぎの方の全面協力のもと2脚のベンチが出来上がりました。
3.6mの杉の木(ご寄付いただきました)を半分に割り(地元の製材所の方のご協力で)、それを竹べらと金属たわしを使い、つるつるになるまで磨きました。
電動かんなで表面を削りました。見ているよりもずっと「重く」て、段差なく削るのはけっこう大変だったようです。
ベンチの足にあたる部分を座る部分の裏側のアールにあわせてノミで削りました。うまくすわるように削るのは巧みの技で職人さんの世界です。
ためしに座ってみます。
ペーパーがけでつるつるに
ハンドドリルで穴をあけ、そのあとで木で作った棒を打ち込み、その棒にくさびをいれ固定しました。最後に指導員さんがかすがいを打って固定完了です。
樹齢100年以上の立派なベンチが完成しました。このあと、「2003年度卒業制作」の文字を入れる予定です。なにからなにまで地域の方のお世話になりました。3名の子どもたちもそのことは大きくなっても忘れないと思います。