11月13日(木)
防災教室

防災教育推進校 防災学習

三重県の防災教育推進校として、本年度3回県の防災担当の方による、防災教室が開催されることになり、2学期も保護者の方も参加で行われました。
1学期は、防災講話でしたが、今回は実際に体験や実験をして防災についてもっと深く考えてみようという内容でした。

三重県県土整備部住宅室より

耐震化実験 「ぶるる」

耐震実験器具「ぶるる」による、建物の耐震構造実験と説明。
建物が崩れ落ちる様子を映像で見た後、「ぶるる」により筋交いの必要性を教えていただきました。また、1階は崩れ落ちやすいので2階を寝室にしたほうがよい事、でも家具などは2階のほうが倒れやすいので、転倒防止の金具で固定したり、テレビなどからなるべく離れて寝ることを勉強しました。

液状化実験

三重県教育委員会より

洗面器を利用した液状化現象実験と説明。
洗面器の中の砂の上に、ビルに見立てた縦長の石を置き、マンホールに見立てた浮きを砂の中に隠れるくらいに差込みました。
洗面器のふちをグループのみんなでたたき、地震を起こします。
すると、砂の中から水がわき出て、ビルは倒れ、マンホールは突き出てきました。実際のマンホールが飛び出た写真を見せてもらった子どもたちからは驚きの声があがっていました。

煙体験

名張市消防本部より

煙体験ハウスでの煙の中からの避難体験。
バニラの香りをつけた煙がモクモクと充満しているハウスの中を、二人ペアで入口から出口まで歩いて避難します。ハンカチを口に当て中に入り、煙で前が見えないハウスの中を壁にぶち当たったり、道に迷ったり、貴重な体験でした。

地震体験

三重県防災対策室より

地震体験車「まもるくん」による地震体験。

国津保育所の子どもたちも煙体験と地震体験をしました。
小学生の高学年は関東大地震の地震を体験。保護者の方や職員は、関東大地震と新潟中越地震の二つを体験しました。この、体験では秒読みしてくれるので、構えて待つことができましたが、それでも机にしがみついて、イスから転げ落ちないようにするのが必死です。これが、阪神淡路大震災のときのように明け方寝ているときなどにきたらと思うと、恐ろしくなりました。